ドームハウス

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Contents

 

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1. 家づくりの流れ

2. 今までの仕事より

3. 提案いろいろ

4. 森のドームハウス

5. えんぴつ

6. 温熱環境

7. 良い家をつくるとは

8. 無垢の家

 

9. 集熱屋根の家

 

 


 

プロフィール

 


 

2. 長寿命な家となるつくり方をしていること

欧米の住宅を見て、その寿命の長さと人々の家に対する考え方に驚かされます。 石の文化のヨーロッパに於いては築200年、300年、という文化財ではないかと思うような築年数の家がたくさんありますし、歴史の浅いアメリカでさえも、サンフランシスコの街並みを作っている木造ツーバイフォー住宅のように、築100年以上の4階建て5階建ての住宅が、ごく普通に使われています。 日本の住宅の耐用年数は、日本建築学会の資料によるとわずか30年。 アメリカは103年だそうです。 イギリスに至っては141年。 日本では、土地は財産になりますが、上物の家はゴミとしてしか評価されないと言うこともそのようなスクラップ&ビルド社会を構成している要因の一つなのかもしれません。 この数年の間に、そのような背景を崩すべく、国は法整備を進めました。  建築基準法の改正、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)、瑕疵担保履行法。 質の高い建築物を増やし、国の財産として建物を長く残す。 そして、中古物件も財産として流通し循環する社会をつくる。 その為に設けられた指針が以下に挙げる10の住宅性能の基準です。 

 

1.構造の安定性
  地震や風等の力が加わった時の、建物全体の強さ
  ◇評価方法 : 壁量、壁の配置のつりあい等

2.火災時の安全
  火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさ
  ◇評価方法 : 感知警報装置の設置、延焼の恐れのある部分の耐火時間等

3.劣化の軽減
  建物の劣化(木材の腐朽等)のしにくさ
  ◇評価方法 : 防腐、防蟻、床下・小屋裏の換気等

4.維持管理への配慮
  配水管・給水管・給湯管・ガス管の点検・清掃・補修のしやすさ
  ◇評価方法 : 地中埋設管の配管方法等

5.温熱環境
  冷暖房時の省エネルギーの程度
  ◇評価方法 : 躯対・開口部の断熱等

6.空気環境
  内装材のホルムアルデヒド放散量の少なさ及び換気措置
  ◇評価方法 : 居室の内装材の仕様、換気措置等

7.光・視環境
  日照や採光を得る開口部面積の多さ
  ◇評価方法 : 居室の床面積に対する開口部面積の割合

8.音環境
  居室のサッシ等の遮音性能
  ◇評価方法 : サッシ等の遮音等級

9.高齢者等への配慮
  バリアフリーの程度
  ◇評価方法 : 部屋の配置、段差の解消、階段の安全性、手摺の設置、通路・出口の幅員等

10.防犯
  開口部の侵入防止対策
  ◇評価方法 : 戸及び錠、サッシ及びガラス、雨戸等の侵入防止対策

 

全てを最高級に設定しなければならないと言うものではありません。 希望や予算に準じて、必要な部分の性能を上げれば良いのです。 また、項目によっては相反関係にあるため、ある性能を高めると、他の性能が低くなる場合もあります。 例えば、地震時の構造の安定や、冷暖房のエネルギー効率を高めるには、窓を小さくすることが有効ですが、逆に、採光の面では不利となります。 建て主が重視している要素を読み取り、バランス良く設計を行うことが良い家につながります。

 

 

 


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