ドームハウス

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Contents

 

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1. 家づくりの流れ

2. 今までの仕事より

3. 提案いろいろ

4. 森のドームハウス

5. えんぴつ

6. 温熱環境

7. 良い家をつくるとは

8. 無垢の家

 

9. 集熱屋根の家

 

 


 

プロフィール

 


 

―――家づくりの流れ

 

家づくりの過程の中で、建築基準法で決められ実施されている検査に、「中間検査」、「完了検査」があります。 また、瑕疵担保保険による「基礎配筋検査」、「構造検査」も受けることとなっています。

しかし、見えなくなってしまう地面の中や、壁の中、屋根裏の状態。 また、目視のみでは確認する事の出来ない、コンクリートの配合内容や、鉄筋の強度、建材に含まれているホルムアルデヒド等化学物質、木材が含んでいる水分量等、役場の検査だけでは対処し切れない内容が数多く存在しています。

近代の家づくりには、「まじめに一生懸命やっている」だけでは確認のしようがない事柄が多くあるのです。

私たちは、厳しい検査項目を設け、本当に良い家をお客様に手渡すべく監理を進めるようにしております。

念には念を。

技術的な実証が出来てこそ、心から安心できる家づくりが出来るのだと考えています。

 

 

建物を建てる真下の地盤の状態を調べます。 土には様々な種類と性質があり、家を建てるのに適さないものも多くあります。
音波や振動による方法や、実際に荷重を与える方法、直接測定装置を挿入する方法など、現場に適した試験を行います。 それにより、地質、厚み、強度、水位、方法によっては実際にサンプルを取ることもあります。

<地層・地質の確認>


3トンの支持力の地盤に、4トンの建物が載ると、当然建物は沈んでいきます。 水分を多く含んだ厚い粘土層も、スポンジが水を出すように潰れていく可能性があります。 腐葉土は支持力がありませんし、水位以下の砂地の場合は、地震時に液状化が起こる恐れがあります。
実際にどのような地層でどれくらいの支持力があるのかを知らなければ、基礎を作ることはできません。 基礎は全ての礎です。 丁寧な調査と設計、工事を行うよう心掛けております。

 

 

地盤検査は、建物の周囲4点と中心の合計5箇所の測定を行います。 データ通りの地層が均等に広がっているかどうか、部分的に強度のない土が混在していないか、目視により確認します。

 

<スウェーデンサウンディング試験>

 鹿沼土や腐葉土が深くまである場合、その部分に強度はありません。 地盤補強工事等の処置が必要となります。 また、水位が高く、差し水が多い場合は、基礎周辺に水抜きの処置が必要かもしれません。 実際に、掘削をした底の状態を、見て触って確認し、適切な判断を行うことが大切です。

<ボーリング調査 と 土のpH値測定>

 

 

基礎に使う鉄筋は、全て生産工場からの出荷証明書を取り、設計通りの強度と化学成分かどうかの検査を行います。 また、その証明書通りのものが実際に現場に搬入されているかどうかの、納入検査も同時に行います。
次に、捨てコンの状態、配筋の精度、鉄筋の太さ・かぶり厚・継ぎ手長さ等、設計通りに施工されているかを確認します。

<砕石厚検査 と 配筋検査>

 

<止水対策 - 配管位置と補強筋 - 埋め込み配線>


コンクリートの打設方法に打ち継ぎがある場合は、打ち継ぎ部の止水対策。 配管スリーブの設置をした後には、スリーブ周りの補強筋。 併せて、基礎内に埋める配管や配線の検査も行います。
基礎の立ち上がり施工時には、アンカーボルトとホールダウン金物が正しい位置に、適切な強度のものが施工されているかも大切です。 構造計算通りの施工がなされているかどうかを、細かく確認します。

<アンカーボルトとホールダウン金物 の 品質検査>

 

 

コンクリートは生ものです。 設計通りに配合されていても運搬に時間が掛かってしまうと、水分が蒸発し、性質が変わってしまいます。 生コン工場へ発注をした配合通りのものが来ているかどうか、基礎に打設をする直前に、実験によりその品質の検査を行います。

<コンクリートの受入検査>


採取したコンクリートの固さであるスランプ値、作業性や硬化時の耐久性を決める内部空気量の確認を行います。 気温の低い季節では、気温による強度の補正をかけ、設計強度よりも高強度のコンクリートが来ているかどうかの確認も大切です。

 

 

型枠を外す際の、基礎表面のジャンカ(空隙)や亀裂が無いか。 金物に異常がないか。 基礎天端レベルの精度と、対角・直角の精度。 基礎表面に打ち込む断熱材の状態。 土台を敷き始める前に、基礎全体の最終検査を行います。

 

 

<刻み加工が終わり、出荷を待つ構造材>

 

基礎が完成するといよいよ大工工事に入ります。 家の基本的な構造を、土台、柱、梁、2階の屋根下地までを一気に組み上げていきます。  ここで組み立てられた木材一つ一つの繋ぎを確認します。

土台と基礎の接合状態。 各繋ぎ部分の結合状態と隙間。 柱梁の傷。 各部金物、くさび、込み栓、の入れ忘れがないか。 構造強度に関わる大切な検査です。

<良質の国産材による構造体>

 

 

無垢の板材の受け入れ時に、寸法や乾燥度合い、割れや欠損がないか確認します。 特に床暖房工事がある現場では、床材の含水率が大切になります。 後々、割れや反りが少ないよう、ここで材料の確認を行います。

 

 

外部通気層を作るための下地が適切に施工されているか確認します。 基礎上から入る空気が、壁の中で止まることのないよう、上部へ上手く流す必要があります。 特に開口部や下屋周辺は丁寧な施工が要求されます。
サッシの周辺、設備配管の貫通部、ベランダ等、防水処理が必要な部分の下地検査も併せて行います。
防水紙の重ね巾や、防水ブチルテープの施工、万が一水が通気層内に入ってしまった際の排水経路の確認。 更に屋根と各部板金水切り工事。
水に対する処理は全行程に於いて、大切な検査項目となります。

<建具周り防水処理 - 通気層 - 通気水切り>

 

 

断熱材の種類と厚みの確認をし、隙間がないよう、丁寧に施工されているかを確認します。 金物、配管、筋交い等の構造体があり施工の難しい部分は、断熱材が入りきらずに結露を起こしてしまう可能性があるため、特に丁寧な検査を要求されます。

 

 

傷、汚れ、墨残し等の確認から、床や継ぎ手の状態、家具や設備機器との絡み、建具周り等、木部全体を隅々に渡り検査します。 電気のコンセントやスイッチの位置、設備機器の取り付け位置の確認もここまでにしておき、使い勝手を再度現場にて確認します。

 

 

左官仕上げ、塗装仕上げ等、最終的に目にする部分の検査です。 紙や無垢材は乾燥により縮んだり反ったりします。 引き渡しまでに手を加えられるところは、出来る限り丁寧に施工し、何度も確認をします。 
内外共に、左官仕上げが多いため、クラックや傷、塗り残し、塗りムラ等、隅々に渡り確認をしていきます。

電気、設備工事の最終検査もこの時点で行います。

 

 

全ての検査が終わった後、施主と共に全体の確認をします。 通電、通水の後、各電気・設備機器が正常に動作するかどうかの確認をし、水抜き等の安全確認をします。
社内の最終検査から、また少し時間が経っているため、家具や建具の動作、コーキングや防水の状態を再度確認した上で、傷や汚れがないかをチェックし、引き渡しの準備が整うこととなります。

 

 

 


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